β版オープンしました!(2018.8.10)

iPhoneがカメラマンの仕事を奪うという幻想

 

上記リンク先のキュレーションメディアとかホント適当ですね。

ボクはこの手の「作者の顔が見えない」記事が嫌いで、でも映像のことだからちょっと読んでみたんです。

そんな中で、こんな一節が。

スマホのカメラの質がプロのカメラマンの仕事をどんどん奪っている。そう言った意味で、プロのカメラマンと呼ばれる人たちは今まで以上に「何をどうやって撮るか」ということをもっと意識する必要があるのかもしれません。

何を言ってるんだと思うw

ツイートもしましたが、そんなことはDVX100(名機)が登場したときから言われてるし、5D MarkⅡのときも散々言われた。

でも実際そうなってない。ボクらプロには信用や信頼、責任、経験やノウハウがあるから、そんなことには負けない、というかそもそも論点が違います。

スマホのカメラの質が上がったことで、多様性が生まれただけに過ぎない。

だからそれが、仕事を奪うとかそんな話じゃない。

プロの立場からすると、iPhoneのカメラは道具の選択肢の一つに過ぎない。実際ボクもiPhoneで撮影したこともあります。そしてその経験から「iPhoneは、こういうときに向いてる。こういうのには向いてない」というノウハウがある。そこに価値があるんだと思いますよ。

若者にとっては、iPhoneによって映像作家への活路を見いだせる。昔なら埋まってしまった才能が、現在の技術のおかげで開花できる。

そしたら業界も刺激になるし、盛り上がる。いいじゃないですか。

それなのに「こんなことになるから、もっとプロはどう撮るか意識しないと食ってけないぞ?」とか的を得ていないヘンテコなことを言っている…

いや、そのiPhoneで撮影してるのプロだから…。

プロはそんなものは常に考えているし、だからこそプロなのです。だから、記事内の短編映画も、自然に撮影する一つの方法として「iPhone」を選択しているだけ。

というか、カメラの質が良いだけで、いい映像は作れないですよ。企画、演出、編集などいろんな要素が組み合わさっているので。

ただiPhoneで撮ってる人に仕事を依頼しますか?大事なイベントを自分たちでiPhoneで撮りますか?

もし予算がなかったら、そうするかもしれません。

ただiPhoneで舞台撮影とかしたらどうなるか。なかなかうまくいかないですよ。あんな暗くて、しかも明暗差が激しいのに連続撮影が必要とかiPhoneは適してません(やってみた経験あり)。

ただ撮れればOKなら、それでもいいでしょう。

でもそれで満足する程度なら、そもそもボクらが撮影する意義はないですね。

…と、ちょっと熱くなってしまいましたが、ぼくは自分のメディアで一番大事にしていることは「信頼」です。そこには自分の「経験」が礎としてあります。

ただのキュレーションメディアにはそれがない。だからテキトーなことを言ってしまう。その作者のただの幻想。だから「〜かもしれない」という語尾でしか表現できない。(実際、今回の記事をみてもそう)

しかも問題は、それを鵜呑みにしてしまう人がいるということ。

インターネットの大海原では、信頼できる情報を見つけるっていうのは大変なんですよね。

だからこそ、ぼくのWEBメディアは、ピュアな存在にしたいと思っています。

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